【コラム⑦】フィットネス文化の日本到来!

(トップ画像はアメリカのニュージャージー州のエニタイムフィットネス店舗の写真)
天然ゴムや合成ゴムといった原料ゴム以外に、ゴム製品・遊具といった海外マーケットを視察し、新たなマーケット創出に取り組み始めた高橋産業でしたが、公園遊具以外のマーケットにゴム製品を納入販売することは困難でした。しかし、アメリカの大手フィットネスチェーンの日本進出をきっかけに、ついに日本にも本格的なフィットネス文化が到来します。
2000年代までのフィットネスといえば、ジム・プール・ジャグジー・サウナ・テニスコートといった複合型の総合フィットネスが日本の主流であり、フィットネスの利用者も40代以上の中高年をメインターゲットにしていたこともあり、若い男性が気軽に通えるフィットネスジムは少ない時代でした。また、安全性や衝撃吸収性、消音性に優れる一方で、重たくて扱いにくいゴム床材を採用する日本企業はほとんどありませんでした。
2010年のアメリカ大手フィットネスチェーンの日本進出は、日本におけるフィットネス文化に火をつけ、2010年当時は約3000店舗だったフィットネスジムは、約15年の間に6500店舗を超えるまでに増えました。(下表は帝国データバンク調べ)
アメリカ・ヨーロッパで使用されているゴム床材も日本のフィットネスジムで使われることが一般的になり、髙橋産業が輸入するゴム床材もおかげさまで1500店舗以上にご採用いただいております。
最近では海外からのインバウンド顧客向けホテルなどの宿泊施設や、医療・リハビリ施設、学校、スポーツクラブやプロアスリートのご自宅まで、幅広いお客様に納入させていただいております。
<最後に>
最後までコラムをご覧いただき、ありがとうございました!
髙橋産業は『あったらいいな!』と思えるものをお客様にお届けできるよう、アメリカ・ヨーロッパを中心に海外の展示会も視察しながら、より良い製品のラインナップを今後も拡充していきたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします☆